近年、個人だけでなく企業も参入するケースが増えてきたTikTok。
TikTokはZ世代と呼ばれる若年層をはじめ、30〜40代など、幅広い世代に普及している実態が博報堂より発表された「コンテンツファン消費行動調査」により、明らかにされています。そのため、企業のマーケティング担当者もより一層、見過ごすことのできないSNSプラットフォームになりつつあります。
そこで今回はフォロワー20万人以上を抱える現役TikTokerのインタビューによってわかった、企業がTikTokを活用するメリット、成功している企業の共通点、企業の活用事例について解説していきます。
この記事を読むことで、TikTok活用で企業が成功するためには、どのようなポイントを押さえれば良いのか理解できるようになりますので、ぜひ読み進めてみてください。
目次
企業がTikTokを活用するメリット
企業がTikTokを活用するメリットは主に4つあります。
・企業の参入率がまだ低いため、先行者利益を狙える ・高精度なレコメンド機能により、ユーザーとのタッチポイントを創出しやすい ・Eコマースとの相性が良い ・広告メニューが多彩 |
企業の参入率がまだ低いため、先行者利益を狙える
近年、企業のTikTokへの参入が増えているとはいえ、2017年から日本での提供が開始されたSNSということもあり、他プラットフォームに比べるとまだ少ないのが現状です。
企業のTikTok参入が少ない理由として、TikTok=トレンドの音楽に合わせてダンスを披露して投稿するというイメージが未だに根強い点や個人情報流出の問題やセキュリティの安全性への懸念点が挙げられます(個人情報流出の問題についてTikTok側は否定している一方で、2017年から中国で施行された「国家情報法」において、中国国家からの要請があれば、情報収集活動に応じることを企業に義務づけていることもあり、セキュリティの脆弱性は残されたままです)。
その一方で、すでにTikTokに取り組んでいる企業もあり、企業間の競争が少なく比較的露出がされやすい状況を生かしてアカウント運用や広告配信などの施策を積極的に行い、TikTok内で新規顧客獲得やブランドリフト効果など一定の成果をあげている例も見られます。
高精度なレコメンド機能により、ユーザーとのタッチポイントを創出しやすい
ユーザーが 「おすすめ欄」にアクセスすると、ユーザーの興味・関心に近い投稿がTikTokのレコメンド機能によって表示されます。TikTokのレコメンド機能は高精度で、動画に対する「いいね」や「コメント」といったポジティブな行動から動画をスキップするといったネガティブな行動まで、ユーザーの動画視聴態度を総合的に判断し、最適な動画をおすすめ欄に表示します。以上のことから、TikTokでは、ターゲットユーザーの興味関心に沿った形でコンテンツとユーザーが出会いやすく、さらには企業の認知や想起、好感につながりやすいといえます。
Eコマースとの相性が良い
TikTokは2022年に日本でショッピングカートシステム「OpenCart(オープンカート)」との提携を発表しました。この提携により、あらゆる規模の企業やブランドが、「コミュニティコマース」というTikTokならではの購買システムを活用でき、TikTokに存在する熱心なコミュニティにリーチできるキャンペーンの作成ができるようになりました。
TikTok for Businessによると、実際にTikTokユーザーの3人に1人がTikTokで見つけたものをそのままカートに入れてすぐに購買に至ったという調査結果が出ています。また、TikTokユーザーは他のプラットフォームのユーザーに比べて、プラットフォーム上で見た商品を友人や家族、同僚にもおすすめする確率が50%以上高いというデータもあります。以上のデータから、TikTokはコンテンツを起点とした購買につながりやすく、Eコマースとの相性が良いといえます。
今後は、企業アカウントでもTikTok内でのEC活用の動きが加速し、TikTok経由で直接購買につながるケースも増えてくると考えられます。
広告メニューが多彩
TikTokでは、ハッシュタグを使ったユーザー参加型のキャンペーン広告やブランドエフェクトを用いた広告など、広告色を最小限に抑えた自然な形で広告コンテンツとユーザーが接触するため、広告が一般の投稿のように視聴され、内容が伝わりやすく、態度変容が起こりやすいことから、商品やサービスの認知拡大や購買促進の効果が高くなります。
■TikTokの広告メニュー例
・TopView広告
1日1社限定の動画広告。アプリ起動時と最初に配信されるインフィード動画として配信されます。1日約500万リーチを期待できるため、ブランド認知の向上や高いCTRの獲得が期待できます。
・ハッシュタグチャレンジ
企業がオリジナルのハッシュタグを作成し、UGCを促す広告。ハッシュタグチャレンジを活用することで、大量のUGC生成による認知度向上が期待できます。
・ブランドエフェクト
動画撮影時にエフェクト(フィルター)を利用した広告。例えばブランド商品のリップやアイシャドウを自分の顔に重ねられるエフェクトを提供することで、新作コスメのプロモーションやエフェクトを通して商品の擬似体験ができる点が特徴です。
・インフィード広告
TikTokのおすすめ欄に表示される広告。ユーザーが投稿した動画同様に、「いいね」や「コメント」などのリアクションをつけられるため、広告の反応を測りやすいです。また、ユーザーが投稿した動画の表示形式と同じように表示されるため、広告色が薄く、一般ユーザーの投稿にも溶け込みやすいのが特徴です。
・sparkAds
インフルエンサーが制作した動画をそのまま転用できる広告。広告色を最小限に抑えて、ユーザーに自社の商品やサービスをPRできるといったメリットがあります。
TikTokの活用で成功している企業の共通点
次に企業がユーザーとのタッチポイント創出や商品購買数の最大化につながるようなTikTok活用を行うためには、どのようなポイントを押さえる必要があるのでしょうか。
実際に成功している企業を分析すると、共通して以下3つのポイントを意識して活用しているケースが多いです。
・企業の雰囲気を極力なくしている ・トレンドを押さえた投稿 ・広告配信とインフルエンサー活用を組み合わせた運用 |
企業の雰囲気を極力なくしている
TikTokのユーザーは、見慣れたフォーマットや投稿内容の動画をよく視聴する傾向にあります。そのため、企業イメージを全面に押し出した投稿よりも、極力企業の雰囲気をなくした投稿の方がユーザーから、いいねやコメントといったポジティブな反応を得られやすい傾向にあります。
■ワンポイントアドバイス 企業アカウントの傾向として、ユーザーとのコミュニケーションが活発ではないことが挙げられます。そのため、ユーザーから寄せられるコメントに対して丁寧に返すだけでも、ユーザーに「親しみやすいアカウント」と認識され、ファン化につながりやすいです。 |
トレンドを押さえた投稿
ユーザーに親近感を持ってもらえるよう、トレンドを押さえたコンテンツを投稿することが重要です。
例えば、TikTok内でトレンドになっている編集フォーマットや話題の楽曲を活用して、一般ユーザーが投稿するような構成で動画を投稿すると、おすすめ欄で表示される他の動画に違和感なく溶け込みやすいです。そのため、ユーザーからポジティブな反応を得られやすく、さらに多くのユーザーのおすすめ欄に拡散されやすい動画になります。
■ワンポイントアドバイス フォロワーや動画の再生数が伸びている企業アカウントを実際にフォローし、どのような編集フォーマットや楽曲を使っているのか研究しましょう。 |
広告配信とインフルエンサー活用を組み合わせた運用
TikTokの活用で成功している企業は、定期的な動画投稿だけでなく、広告やインフルエンサーの活用といった幅広い施策を行っています。
例えば広告を活用して、ターゲティングしたユーザーとのタッチポイントを創出します。その後、広告経由でアカウントに遷移したユーザーが動画を視聴することで、商品やサービスの理解や購買促進につながります。
さらにインフルエンサーを活用することでインフルエンサーを支持しているが、ブランドとの接点がなかった層とのタッチポイントが生まれ、商品やサービスの好意度が高まるなど、広告配信とインフルエンサー活用を組み合わせることで成果が最大化されます。
■ワンポイントアドバイス TikTok活用の際には、アカウント運用や動画投稿だけでなく、インフルエンサーや広告の活用を含めた総合的な運用戦略を練ると、商品やサービスの理解や購買促進につながる運用が実現できます。 |
TikTok企業の活用事例10選
それではここから、TikTokを活用している代表的な企業をアカウント運用編と広告配信編にそれぞれ分けてご紹介します。
アカウント運用編
アイリスオーヤマ
@irisohyama_official 年末に大掃除しちゃおう👀 #アイリスオーヤマ #アイリス #リンサークリーナー #ハンディウォッシャー #洗車 #掃除 #年末の大掃除 #年末掃除 ♬ オリジナル楽曲 _brass – MOS
生活用品の企画、製造、販売を行うアイリスオーヤマでは、ライフハック術の軸で、日々の生活に役立つ情報を定期的に発信しています。
ポイントとして、自社商品の特徴や使い方を全面に押し出す投稿ではなく、あくまでもライフハック術の中で自社商品の魅力を伝えることで、広告色を最小限に抑えて商品に興味を持ってもらえる構成になっています。
ドミノピザ
@dominos_jp チーズンロールはこうやって包むの知ってた?🍕#ドミノピザ #チーズンロール #選べるピザ耳 ♬ ⅢトゥルティンアンテナⅢ_砂糖くん – 砂糖くん
ドミノピザの公式アカウントは、企業や公式アカウント色が薄く、TikTokのユーザーに受け入れられるような内容が特徴的です。
例えばトレンドの楽曲とピザの制作工程をテンポよく掛け合わせたネタ動画を投稿したり、〇〇してみた動画を投稿したり、一般ユーザーに近しい内容を投稿しています。
コメント欄には「公式っぽくなく、一般ユーザーのように親しみやすい」という声が多く寄せられています。ユーザーから寄せられるコメントの返信も積極的に行い、フレンドリーな雰囲気を出せていることが親近感を生み出し、ユーザーから支持されやすいアカウントだといえます。
サンリオ商品開発部
@sanrio_planner_official サンリオ社員のデスクツアー🤍☁️サンリオ商品はデスクにあるだけでお仕事頑張れちゃう🥺🪄#サンリオ好きさんと繋がりたい #サンリオ社員 #サンリオ #シナモン #デスクツアー #机紹介 #推し ♬ アイドルライフスターターパック – iLiFE!【あいらいふ】
サンリオ商品開発部の投稿はサンリオのキャラクターを活用した企画が特徴的で、社員の日常の中にさりげなくグッズを溶け込ませることで、自然に商品を紹介しています。
また、商品企画部が運用しているアカウントということもあり、投稿のコメント欄を見てみると、ユーザーから「〇〇のグッズ欲しいです!」や「△△の商品を紹介してください!」などの要望コメントが多く寄せられています。実際のユーザーの声を参考にしながら、商品開発や企画につながるといったコミュニティ作りが上手い企業事例の一つだといえます。
また、ファンが想起するサンリオのイメージに合ったフォントやフィルターを活用して動画編集をしている点もサンリオファンから人気のある理由の一つだと考えられます。
焼鳥どん
@higakiyakitori #バイト #シフト #居酒屋 #あるある ♬ オリジナル楽曲 – 焼鳥どん日垣兄弟
引用:やきとりどんTikTok公式アカウント
居酒屋焼鳥どんでは、TikTokのメインユーザーである若年層が飲食業界で働いた経験が多いことに着目し、飲食店の「あるある動画」をほぼ毎日投稿しています。飲食業界のあるあるネタの中でも、さらに細かなシチュエーションに絞ることで、ツッコミどころも満載な内容になっています。
また、焼鳥どんのオーナーである日垣氏へのインタビュー記事によると、「TikTok経由でお店を知って来店した」というお客さんが、全店(都内3店舗)1日あたり平均15組以上いると発言しており、一定の集客に成功している事例といえます。
東京カレンダー
@tokyocalendar 完全版はYoutubeでご覧ください♪ #ドラマ #港区おじさん #少女A編 #尾碕真花 #プロフェッショナル #東京カレンダー #東カレ ♬ おまえのドリームランド (feat. KOTONOHOUSE) – 4s4ki
都内を中心に、旬のレストラン情報や最新のライフスタイル情報をwebメディア・月刊誌を通して紹介している東京カレンダー。
「港区」という東京の中でも異質なエリアで繰り広げられる「恋愛」や「生き方」に関する内容を1分以内の短編ドラマにまとめて定期的に発信しています。
濃いキャラクターの設定や1分という短い間でも印象に残りやすいシーンが多いことから、「続きが気になる」「他の動画も見てみたい」といった、ユーザーの態度変容を促しやすい内容になっており、エンゲージメント数やフォロワー数向上につながっていると考えられます。
クラシル
@kurashiru.com 老舗定食屋による『白い衣の綺麗な唐揚げ』 レシピの詳細はクラシル公式アプリ(無料)から見れます▶︎ダウンロードはプロフィールから! #レシピ #料理動画 #唐揚げ ♬ オリジナル楽曲 – クラシル【公式】kurashiru – クラシル【公式】Kurashiru
クラシルでは、有名店のシェフを起用した料理レシピ動画を定期的に投稿しています。
家庭にある食材で簡単に有名店のシェフが考案した料理を作れるという点が、簡単で美味しいレシピを知りたい主婦層からエンタメ系のコンテンツを楽しみたい若年層まで幅広い層に刺さった内容になっています。
TikTok内において料理系アカウントは数多くありますが、有名店のシェフを軸に動画を公開しているという点は大きな差別化要因だといえます。
ロート製薬
@rohtotiktok みんなの#推しメン の#担当カラー 教えてほしいです✌️#ロート製薬 #目薬 #いらすとや #オタクあるある ♬ オリジナル楽曲 – ✩𝕂𝕖𝕟𝕥𝕠✩ – あちゃん
ロート製薬では、自社で販売するスキンケア商品や目薬の認知度アップ・購買促進を狙った動画を定期的に公開しています。商品のシチュエーションごとの使い方やインフルエンサーを活用した細かい商品レビューが特徴です。
編集方法は、トレンドに沿ったUGCを意識しており、企業が運用しているとは思えない動画がユーザーに親近感を持たせています。
また、商品の製造工程や商品開発の担当者へのインタビューなど、ロート製薬のアカウントをフォローしていなければ、決して知ることのできない情報を定期的に発信している点もフォロワー数が伸びている要因の一つといえます。
広告配信編
花王
@poruporuchan アタックZERO使ってみた😊1プッシュ5gだから抱っこしながらでも簡単🙆🏻♂️ #pr ♬ Funny Whistling Train – Veaceslav Draganov ( Draganov89 )
花王では、家事の合間にTikTokを視聴する主婦層のユーザーが増えていることに着眼し、ファミリーインフルエンサーを起用した動画を制作。
広告色をなるべく抑え、普段のインフルエンサーの動画に自然に溶け込む形で自社商品の「アタックZERO」を紹介したところ、動画の再生回数が730万回再生を達成。TikTok for Businessに掲載されているインタビュー記事によると、第三者機関によるブランドリフト調査では広告認知141%リフトという結果が出ています。
日本ロレアル
@maybelline_jp ひと塗りで”ずっと”彩る、夏のお出かけリップ💄 Erikaさんと百瀬まりなさん出演のお出かけムービーを是非チェックしてね✨ #メイベリン #落ちないリップ #夏のお出かけリップ ♬ オリジナル楽曲 – メイベリン ニューヨーク 公式
メイベリンニューヨークを手掛ける日本ロレアルでは、新色リップのカラーと質感を再現したブランドエフェクトを制作し、ハッシュタグチャレンジとして「#落ちないリップチャレンジ」という動画の投稿を呼びかけて実施しました。
ユーザーが真似しやすいように、ブランドエフェクトのお手本動画を作成。多くのユーザーがエフェクトを利用してハッシュタグを付けて投稿した結果、ハッシュタグが付いた動画の総再生数は1,000万回超再生を突破。TikTok for Businessに掲載されている情報によると、第三者機関によるブランドリフト調査におけるブランド好意度、広告想起の全てにおいてリフト効果が得られ、購買意欲の向上につながっています。
大塚製薬
@motokano._.29 最近マイブームが来てるオススメドリンクだよー!🧡#ファイブミニ #食物繊維 #PR ♬ WAVE 16bit 44.1khz(968422) – ImoKenpi-Dou
大塚製薬が販売するロングセラー商品「ファイブミニ」もTikTok広告で成功した事例の一つです。元々、ファイブミニの商品ターゲットは30〜50代の女性でしたが、意図せず自然発生的にTikTokユーザーの若い女性の間で「便秘解消」や「ダイエット効果」に良いという商品の特徴が話題となり、それを生かしてインフィード広告とTopView広告を実施。
インフィード広告ではインフルエンサーを起用し、多くの再生数やいいね数を獲得。TopView広告で商品の6本入りパックを1,000名にプレゼントするサンプリングキャンペーンを行い、若年層の認知拡大を図りました。また、TikTok for Businessに掲載されているインタビュー記事によると、広告配信後にコンビニでのファイブミニの売上が2倍に伸びるなど大きな成果を残しています。
企業がTikTokを活用する上での注意点
最後に企業がTikTokを活用する上での注意点について整理しておきましょう。
使用楽曲の選定
TikTokを運用する際には、「ビジネスアカウント」と「個人アカウント」どちらかを選択することになります。
どちらも基本的にはTikTokで動画を制作する際に編集メニューで表示される「楽曲を選ぶ」の中から選択できる楽曲については問題なく利用できるのですが、ビジネスアカウントで使えるのは「商用利用可能な楽曲」のみとなるため、個人アカウントで利用されてトレンドとなっている楽曲が使えない、ということが発生します。
※「商用利用可能ではない個人アカウントで利用できる楽曲」を商用目的のアカウントで使いたい場合については、著作権者またはJASRAC等の管理団体への問い合わせをおすすめします
TikTokでは楽曲選びも動画制作における重要な要素になりますので、アカウント運用を開始してみたら「コンセプトに合う楽曲が少ない」といった状態を避けるべく、TikTok運用の戦略を立てる段階で、楽曲の選定・活用方針を定めておくことや、コンセプトに合う楽曲の数がどのくらいあるのか事前調査しておくことをおすすめします。
炎上対策を入念に行う
誤った情報を発信したり、差別や偏見をはらむような投稿をしてしまうと、TikTokの拡散性の高さが悪い方向に働き、「炎上」という事態が起きてしまう場合があります。
炎上リスクを最小限に抑えるためにも、運用フェーズに入る前に、社内で注意事項の策定や炎上してしまった場合のオペレーション等を準備することをおすすめします。
炎上対策に関する詳しい情報は当メディアで公開している【SNS担当者必見】企業のSNS炎上を防ぐ“リアル”な対策方法を大公開!をご確認ください。
効果が出るまで時間を要するため、中長期的な視点での運用が必要
TikTokのアカウント運用を行う場合、一朝一夕で結果が出るものではありません。
アカウント運用では、定期的な動画投稿や、フォロワーとの関係性構築といった中長期的な目線での運用が必要になります。そのため、すぐに一定の結果を出したいという企業は、比較的短期間で成果が出やすいインフルエンサーや広告の活用から始めてみることをおすすめします。
TikTokアカウント運用支援サービス
TikTok活用を成功させるためには、定期的に変化するアルゴリズムやトレンドへの対応が必要不可欠です。サムライトのTikTokアカウント支援サービスでは、TikTokの最新動向を常にキャッチアップしている専門チームにより、トレンドを的確に反映させた動画を企画・制作が可能です。
「TikTokをプロモーションに活用してみたいが、知識やノウハウがなく悩んでいる。」
「TikTokのトレンド把握や動画制作のためのリソースを確保するのが難しい。」
「企業としてどんな動画を制作、投稿していくべきなのかがわからない。」
などの課題をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
▼詳しいサービス資料のダウンロードはこちら
https://somewrite.com/contents/download/tiktok/
▼サービスについてのお問い合わせはこちら
https://somewrite.com/business/serviceform/
まとめ
企業のTikTokへの参入は発展途上の段階ですが、動画という短時間でも圧倒的な情報量を訴求できるSNSプラットフォームである点や若年層を中心にタイパ(タイムパフォーマンス)至上主義が注目されている点を踏まえると、TikTokの攻略はこれからのデジタルマーケティングにおいて、ますます重要になるでしょう。
繰り返しにはなりますが、企業がTikTokで成功するために重要なことは、企業の伝えたいことを全面に押し出すのではなく、TikTokのトレンドに沿って、一般ユーザーの動画に溶け込むような企業感の薄い動画を投稿することです。
ぜひ今回ご紹介した成功のポイントや企業事例を参考にして、TikTokを活用されてみてはいかがでしょうか。
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