運用体制1人でも、レッドオーシャンで戦えるオウンドメディアの育て方【Programming Channel|後編】


【前編】では、「PVを追わずしてマネタイズできるオウンドメディア戦略」についてProgramming Channelの編集長である渡辺さんに解説していただきました。

でも、

「少人数でメディアを運営しなきゃいけないのだけど、運営体制はどうしよう…。」
「DECAXに沿ったコンテンツ制作以外に、UUやARPUをあげる施策はあるの?」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そのような疑問に対して、【後編】では、1人でメディアの運営をされている渡辺さんならではの工夫、競争の激しい市場でのメディアを差別化させる秘訣をお伝えいたします!

渡辺さん
新卒2年目。コンシューマービジネス部所属。2018年7月「Programming Channel」編集長に就任。同オウンドメディアの立ち上げ〜拡大に第一線で関わる。文房具とガジェットが好き。

 

1人でメディアを運営する為の2つの工夫|運営体制


立原:お話を聞いて、大量の記事を書く必要があるように感じたのですが、実際にどのくらいの量を配信しているのでしょうか?

渡辺:最低でも、1日1本は書いて配信しています。内訳としては、「②スクールの情報」と「③体験記事」を並行して配信しています。スクールの情報の記事は、型を作っておいて1日に3~4本配信することを目標としていて、SEOを向上させる為に必要な「見出し」をカバーすると、1記事あたり1万字くらいのボリュームで書いています。

立原:1人で設計から制作、運用までこなすために、運営体制はどのような工夫をしているのですか?

渡辺:基本的には、企画・構成・制作を私1人でやっているので、いかに時短するかが鍵になっています。そこでの工夫としてやっていることは、2つあります。

1つは、スクール様の体験記事を受講者から記事があがる仕組みづくりをしたことです。実際にプログラミングスクールに入りたい人を募集して、無料体験していただく代わりに、体験記事を2記事書いていただいています。記事を書いたことのない体験者でも低負担で記事をかけるように、フレームワークを作っています。その体制を作ることによって、30分ほどの短時間で体験記事が配信でき、1人でも安定して記事が配信できる仕組みを作りました。

2つ目は、1本の企画でなるべく多くの記事を書ける企画を考えることです。例えば、エリアごとの企画をやると、47都道府県分かけますよね。そこに、スキル、などの基軸を掛け合わせるとさらに多くの記事がかけます。

レッドオーシャンでメディアを差別化するための3つの工夫|戦略


立原:そのように記事を量産するだけでは、他のメディアに紛れ、埋もれてしまいますよね。

注目されている市場だからこそ、沢山のプログラミングメディアが溢れる中で、どのように他のメディアと差別化をしているのでしょうか?

渡辺:大きく3つの点でオリジナリティを出しています。

1つ目は、体験記事による客観的事実に加えて、スクール様独自のコメントを入れている点です。記事の冒頭に、スクールを創設された本人様からコメントをいただき、挿入しています。これは企業として運営するメディアだからこそ可能な「スクール様との協働」という点を生かしたオリジナリティです。これによって「生産者の顔が見える」記事になり、信頼に値する記事・客観的な記事になります。

2つ目は、圧倒的な情報量です。記事の型の構成として、始めにプログラミングスクールの点数を5つの観点から評価しています。その次に、「なぜこの評価なのか?」という詳細を紹介する構成にしています。この点数評価については、実際にスクールに問い合わせて得た情報を元に作成しています。点数化については、こちらの方で評価軸を選定して、点数化しています。この記事の型は、他のスクール紹介の記事でも横流しして使うことで、見やすさを担保するのと同時に、業務の効率化に繋げています。

3つ目は、見やすさにこだわることです。プロチャンは、スマホからの閲覧者が多いので、スマホで見やすい記事づくりをしています。具体的には、スマホでパーっと見たときに目にとまるように、表を挿入したりだとか、枠線を挿入するとことで、ユーザーがポイントだけ読めるような見やすさ作りを意識しています。

 

まとめ

この一連のメディアを少人数で運営するには、記事が継続的に上がるよう、記事の型化・ユーザーからの記事寄稿などの仕組みづくりをし、徹底的な業務効率化を図ることが必須です。

他のメディアとの差別化については、「スクール様との協働」という企業ならではのアセットを生かした情報発信をすること、点数化することによる客観的でボリュームのある情報発信、閲覧デバイスに寄り添ったコンテンツ制作をすることで、オリジナリティを出しています。

今回はProgramming Channelの例として紹介しましたが、そもそも「他と差別化する為にいかにオリジナリティのある情報を発信するか」ということはコンテンツマーケティングにおいて重要でしたよね。

これを機にぜひ、「自社のメディアならではのアセットを生かした発信方法とは?」と考え直してみてくださいね。

サム太郎
今回は、PVに頼らないメディアのマネタイズ方法を紹介しました。ぜひ、今日学んだことを生かしてオウンドメディアを始めてみてくださいね!
もしこの記事を読んで、「…とは言っても専門家に頼りたい!」「より詳細な情報が知りたい。」という方は、サムライトまでご相談ください。

ABOUTこの記事をかいた人

立原 南美

サムライト新米インターン。 マーケティング本部にて、CCMの下で日々奮闘中。 趣味は旅で、アフリカに行ったり、国内ではヒッチハイクをしたりスリリングなことが好き。