googleが3月、4月に続き、3度めの広範囲に渡るコアアップデートを実施(2018年8月1日)したことをTwitterのアカウントでアナウンスしました。
This week we released a broad core algorithm update, as we do several times per year. Our guidance about such updates remains the same as in March, as we covered here: https://t.co/uPlEdSLHoX
— Google SearchLiaison (@searchliaison) 2018年8月1日
日本語訳
我々は年に数回行うように今週は、我々は、広範なコアアルゴリズムの更新をリリースしました。このような更新に関するガイダンスは、ここで説明したように、3月と同じままです。
Microsoftによる英語からの自動翻訳
このコアアップデートは年に数回程度と3月のタイミングでアナウンスされており、年内にまた起きる可能性があります。今回「順位が上がったサイト」も一層気を引き締めて良いサイトづくりをしていく必要があります。
影響はどれくらい有ったのか?
Kenichi Suzuki氏が運営する海外SEO情報ブログの「Google、広範囲なコア アルゴリズム更新を実施。対策は常に1つ――コンテンツの品質改善」でも記載されている通り影響範囲はかなり広範囲で、変動も大きいものと見られております。
Twitter上での反応は、多くのサイト運営者が順位変動に対する声を上げておりますが、一部では以下のような見解などが上げられており、
まず癌関連が気になりますが、今回は大手企業・メディアでも明暗分かれた感じ。専門の方からどこが良いかどこが微妙か伺う機会も多くてある程度は把握してるつもりですが、今回のは良い動きと思います。
特に微妙と思っていた大手が落ちましたし。上がった微妙な所もありますが。今後にも期待です。— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2018年8月1日
広範囲の変動に見えますが、YMYL系、特に深刻な領域のジャンルの動きの激しさは他のワード群とは全く違うレベルなのでそこの調整が掛かったのは確か。変化の方向性は今まで通りな感じ。
YMYL以外でも大きな動きは多いですが、まだ傾向が見られるほどデータが集まっていないのでまだわからず。— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2018年8月1日
現状、「影響は広範囲である」という所までの情報しか展開されていないようです。
また、当社で運営しているオウンドメディアをいくつか分析した結果、追い風となっているメディアも多数あり、デイリーでのアクセスが現時点で1.5倍まで伸びているメディアもあります。
上記までの内容を元に当社で運営しているメディア含め順位変動が起きているキーワードの傾向を見ると…
- ビックキーワード(検索ボリュームが大きいキーワード)
- DO・GOクエリ(コンバージョンに寄与するキーワード)
が、大きな影響を受けており、その他の「KNOWクエリ」などの競合性の低いキーワードは同じサイトでも順位変動は起きていないなどの結果が確認できます。
「競合性が高いキーワード」を中心に影響がでている傾向があるため、より品質を高めるための対策などが必要なのではないかと考えております。
今回のコアアップデートの対応策は?
当サイトで運営支援しているサイトを中心としたキーワード順位変動の傾向を見た結果
- ①独自情報を強みに構成を作り展開しているページ
- ②量で圧倒しているページ
の2種類が上位を抑えているような傾向があります。これらを見た上で今後どの様な対策をしていく必要があるのか考えると、間違いなく前者の、①独自情報を強みに構成を作り展開しているページのほうが良いと思われます。
理由は明確で、「量で圧倒」しようと思った場合「他サイトとの情報の重複」、「他サイトとの情報の被せ合い(キュレーション合戦)」が発生するからです。
また、現状では②のやり方でも上位を取れる可能性はまだあるとは考えられますが、再度、今回のようなアップデートが起きた場合、順位が落ちた方は同様の影響を再度受けることになることは明白でしょう。
それを踏まえた上で「良質なコンテンツづくり」に注力をするか判断をして頂ければと思います。
当サイトを運営する「サムライト」では今回のアップデートに関するコンテンツ運用・SEOの相談のお問い合わせを多数頂いております。お悩みや気になることなどありましたら、お気軽に下記よりお問い合わせください。